東京・愛知の住宅・二世帯住宅・マンションの設計 co2works/ 建築家/設計事務所 / 東京/静岡/愛知/名古屋/岐阜/三重/静岡/住宅設計/集合住宅/二世帯住宅/マンション/アパート/デザイン | nakawataseblog
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ローコスト

ローコストの住宅という言葉がありますが どのようにするとローコストな住宅が出来るのかと考えてみると 建設費の3大要素である材料費、職人さん代、管理費のいづれかを 安く抑える工夫をしなければなりません。 材料費で考えると 同じ床面積であれば平面形状をなるべく正方形に近づけて 外壁の面積を少なくすることでお金のかかる外壁の量を減らす。 構造的に法律内で可能な限り構造材を減らす。 大量発注をして単価を下げる。などがあります。 外壁の量を減らすとかんがるとプランが限定されてしまいますし、 構造材をギリギリにすることは心許ないことです。 唯一大量発注をすることで単価を下げるということだけが挙げた中では クライアントにとって不利益なくローコストにする工夫となるかもしれません。 次に職人さん代で考えてみると単純に職人さんに支払う金額を減らす…ということに なるのでやりたくない仕事となってしまう可能性が高くなります。 厳密に管理することで無駄な人工を減らすということは考えることが 出来そうですが、そうなると管理費が上がってしまいそうです。 ここで管理費について考えてみます。管理費は工務店さんが現場を仕切る費用です。 工事費にゆとりがあるときは監督さんが現場を掛け持ちすることは少なかったそうですが 現在のように工事費がタイトな場合は何件か掛け持ちをしないといけないそうです。 ハウスメーカーさんのようにある程度作り方が決まっている場合ですと 監督さんが数件掛け持ちをしても出来る仕組みを作ることができそうです。 建物というのは本来一品生産なのでローコストにしていくことが不得手なモノに なると思います。 その中でもハウスメーカーのようにある程度、型をつくってしまうことで 人件費を圧縮することが可能になるかもしれません。 ただ、型をつくれるほどの規模のハウスメーカーさんですと会社を維持するコストや 営業広告宣伝費にコストが使われてしまいます。 と考えていくとローコスト住宅という言葉で住宅を作っている会社というのは どんな会社なのだろうかと不思議に感じてきます。 ・・・・。・・ どの現場に行ってもなかなか若い職人さんに会うことは出来ません。 このままですと日本の職人さん文化というものは無くなるのでしょう。 となると、職人さんに作ってもらうこと自体がとても贅沢なこととなり、 建築は出来るだけ簡単に作ることが要求されるようになります。 建築の設計を行うものとしてはこのような事態になることは避けたいなと 思います。 経済性による時代の変化には勝てないものかな…。...

価値観

住宅を建てようとする場合、 大きく分けて3つの道があります。 ・ハウスメーカー(設計施工) ・工務店(設計施工) ・設計事務所(設計)+工務店(施工) 上記の3者にはもちろん得手不得手があります。 この得手不得手を理解して頂くとクライアントの皆さんにとって より良い家づくりが出来るのでは無いかと思います。 例えば、ハウスメーカーさんは営業の方がいらっしゃいますので 様々なサービスをクライアントの方に行ってくださいます。 銀行との折衝、融資用の資料作成、登記の案内など。 忙しい方にはとても助かることばかりです。 その一方で基準となる間取りからずれたりすると多くのコストがかかる可能性が あるかもしれません。 (手数をかけずにより多くの売上を上げることが企業として優先されるのではないでしょうか?) 建設費+αについて比較してみると。 建設費=材料費、職人さんの人件費、現場管理費、会社の儲けとなる。 ハウスメーカーさんの場合だと建設費+設計料+営業さん人件費+広告宣伝費となるのではないかと予測できる。 工務店さんの場合だと建設費+設計料となるのではないかと予測できる。 設計事務所の場合だと建設費+設計監理料となる。 と条件が出揃ってきたときに何に対してどこまでお金をかけるのかは その人のもつ価値観によるのだと思います。 上記の様に考えると 同じ金額で一番建設費にお金をかけることが出来るのは工務店になります。 では工務店さんに依頼するとどうなるのか? 推測ですが… 工務店さんは作り手なので作りやすい様に作ることが優先されてしまう。 また、力学的な知識に乏しい場合が多いことが予測されます。 とにかく大きな家が欲しい!という方に対しては 有難い存在なのではないかと僕は思っています。 設計事務所の場合ですと…銀行さんとの折衝はしないですし、 税金関係の話も弱いことが多くあります。(そうでは無い方もいるかもしれません) でも、住宅のことを一番自由に住宅を考えることが出来るのは設計事務所です。 とはいうものの、設計事務所の場合、作品性と言う言葉で クライアントを脅かすこともあるかもしれません。 (CO2WORKSでは作品性という言葉は住宅において使うことはありませんが…) いいところだけを取り上げて住宅を作ることができれば クライアントにとって一番幸せなのですが…なかなかそれは難しいように感じます。 だからこそ、その人の価値観が住宅には現れるのでは無いかと思うのです。 ...

施工精度

詳細を気にしながら設計を進めるので(設計期間が長いですが…) 他の事務所の方からうちの事務所が設計した建築は きれいに出来ているよなと褒めて頂く機会がよくあります。 (職人さんの腕に依存している部分も大きいのですが…) すこし前にとあるスーパーゼネコンの現場を見せて頂く機会がありました。 僕たちが設計を行った物件をつくってくれるのは街の工務店ですから規模が全く異なります。 街の工務店はおじさん集団ですが、スーパーゼネコンは一流大学出のエリート集団でもあります。 現場をみるとこれは建築なのか!?と思ってしまうほど施工精度が高いのです。 一品生産の精度ではなく、大量生産をしているかのような精度でつくられていたのでビックリです。 図面の段階でどれだけ考えても到達できないようなレベルなわけです。 手作りの精度ってある種の粗さが良さの1つでもあると思うのですが 良い意味でおもちゃのような精度がスーパーゼネコンさんにはあります。 話を聞いてみると難しい箇所は日本全国から職人さんを探してくるといいます。 もちろんそれは施工費として金額に反映されているので 僕が設計しているコスト感覚とはかなり大きな差があります。 組織力、技術、コスト、という面でスーパーゼネコンはやはり高い。 スーパーゼネコンのレベルというのは、1人が頑張って到達出来るものではなく、 歴史や組織力が際立ちます。 様々な差を見せつけられて、もっと建築に対して頑張らなければと思う気持ちと 施工費としてそこまで上げることは出来ないなという気持ちなどと 複雑に絡まう日となりました。...

夏休み

明日から事務所は夏休みとなります。 登山とフットサル、キャンプというなんとも健康的な夏休みですが… お酒を飲んでしまうことばかりなので健康的なのかどうか… とはいえ、最近の3ヶ月程度で10kgほど体重が減りました。 痩せる事を目標として痩せたわけではなく、 クライアントの方に勧めてもらった本を読んで すこしその本の通りに試してみたら…あらっ体重が減っている! となり、減る事が楽しくなっていたら痩せてしまったという感じです。 だから、すごい苦労をして痩せたといわけではないのですが 痩せた方法をお話をするとだいたい聞いた人がそれはな〜という顔をされます笑 もし、体重を落としたい方がお見えになりましたら痩せ方お伝えします。 今回の体重減量で食生活を見直すきっかけになりましたし、 痩せるということ以上に健康的な身体をキープすることに対して 気を使う必要があるのだなということも分かりました。 。。。。.。。 夏休みということもあり、お手伝いの学生さんが増えています。 自分の将来を考えてそのために行動を起こす学生さんを見ていると こちらも頑張ろうという気持ちになります。 でも、すこし寂しいこともありますというのも 男子学生さんが少ないということです。女性4:男性1です。 そもそも建築系の学校は男性の方が多いので人数的にみると 逆転していても不思議ではないのですが…男子学生もう少しがんばりましょう! (女性スタッフが多いことが女子学生さんが多い要因かもしれませんが。) 今からでも遅くないのでオープンデスクを申し込んできてください!...

僕たちが設計を行う際、人と場所の固有性について捉えようとします。 そのために、設計を行うときは設計する街をよく歩きます。 場所にもよりますが4時間程度歩きます。 今のように暑い季節は歩くのも一苦労ですが歩きます。 なぜ車に乗ってではなく歩くのかというと 歩く速度でないとその街に潜むルールをつかむことが出来ないからです。 日本の街はどの街も同じように一見すると思いますが 歩いていると街独自のルールや材料などの使い方が発見できます。   街を歩いていると少し残念だなと思うこともあります。 それはその街のあり方を無視してつくることです。 経済的にお手頃で買い手も作り手もいいのかもしれませんが 校則を守らずに妙な格好をしている学生のように見えなくはないのです。 最近見てきた街では住宅はその街のルールの中で作られているにもかかわらず 公共建築がそのルールを崩してしまっていました。 公共建築こそその街の代表選手のように振る舞う必要があると思っていますから なにやら悲しい気持ちになりました。   とはいえ、街のことを考えながら設計をするようになったのは この数年のことですので…まだまだです。...

ワークショップ

クライアントさんからの要望を“きちんと”聞くのはかなり難しい。 なぜ“きちんと”聞くことが難しいのかというと 設計者側がクライアントさんの思考のプロセスを理解出来ないことと クライアントさんが自分たちの生活を考えるということをしていないこと によると思う。 僕は設計を行っているので生活を考えることが訓練されていると思っているけども そうではないクライアントさんが生活を考えることはたぶん難しい。 ご自身の生活を考えるきっかけとして CO2WORKSではご要望をアンケート形式にまとめているものをご記入頂きます。 そのアンケートは住宅を設計する上での情報は網羅できていると思うのですが それだけではどうも物足りない。 そこで、最近の物件では生活と街のことをワークショップ形式でたずねていく方式を とるようにしました。 こうするとAということを選択しているのだけど、実はAとBで悩んでAを選択した。という プロセスを共有できますし、クライアントさんにとっては生活を想像するということが出来そうです。 まだやり始めたばかりなので理想的ではないとは思いますが積み重ねることによって 双方にとって意味のあるプロセスに育っていくのだと思います。 ・・・・。・・ ワークショップ形式ですと 最低でも4回は打合せを行い、その後にプレゼンです。 初めてお会いしてからおおよそ2ヶ月後にプレゼンになります。 比較的ノンビリしたスケジュールになってしまうことが問題です…。 が、設計を始める前段階って思いの外、大切なプロセスですので そんな気持ちを共有できたらなと思っています。    ...

apple

出来る限り物をもたない生活を送りたいと考えているので 一年着ない服は処分するなど物を増やさないようにしているので 本(圧倒的に建物の中で占有する面積が大きいのですが)を除くと 持ち物の数量が少ない方だと思っています。 物を出来る限り買わないようにしているのですが その中でぼくが好んで使用するものにapple製品があります。 スマートフォン、タブレット、PC、最近では時計まで…。 apple製品は生活の密着度合がとても高いので 目覚ましからスタートして夜の体重測定までだいたいapple製品と共に過ごしています。 (最近アイフォンの調子が悪く電話がしづらく困っています…) 形態的な良さよりもどうやって生活と関わるのかということを appleはたぶん考えているのだと思います。 だからビジュアル的に優れていることを目指すのではなく 生活に邪魔にならない形態、ビジュアルにしようとしているように感じます。 建築のように一品生産と大量生産のものでは大きく異なる点もありますが 家が生活の主役になるようではなく、さりげなく生活を支えるためのモノにしたいと 思いながら最近では設計をしています。...

Imc

Imcは住宅として設計のご依頼があったのですが… 敷地が住宅を建てるには少しゆとりがあることと地下鉄の駅から 近いこともあって住宅を建てるだけには適していないのではないかと思いました。 とはいえ、クライアントご夫婦のお話を聞いていると集合住宅に住む事は 嫌だろうな、という感じもありました。 嫌だなと思われる部分に配慮した設計を行えば、結果としてクライアントにとっての プラスもあるだろうから…プロとしてはこれでおねがいします!と強く推すわけでもなく 可能性の説明だけはしなくてはと思い、集合住宅を建てることはどうでしょうか?という おたずねを当初はしていました。 でも、住宅はやっぱりその家族のお気持ちですから…となると オーソドックスな一軒家となるのですが…可能性を追求してみると 駐車場付きの住宅がいいのではないかと思い、その提案をさせて頂きました。 クライアントの方すると面倒な設計者ですね笑 でも、その提案が理にかなっていたのでクライアントの生活を考えて提案しました。 というのも、敷地の目の前がアスファルトで固められた駐車場であったため、 夏に熱風がはいってくることが予測されました。(僕の実家がそのパターンで夏苦しかったのです。) そのため、住まう部分を2階にあげれば、その熱の影響を回避することができます。 そして、その駐車場部分は将来的に集合住宅が立つことが十分に予想される場所でもあるので つよい要望であった光の享受をすることが難しくなるなということもあり、 1階を駐車場にして、2、3階を住まいにする提案をしました。 また、1階を駐車場にしておくことで将来的に2世帯住宅にすることが出来る余白を 作り出すことができました。 使う人のライフサイクルを考えつつ、長く使ってもらえる住宅になると思っています。 現在、実施設計の段階ですが完成がとても楽しみな住宅です。...