愛知県近郊の住宅・二世帯住宅・マンションの設計 co2works/ 建築家/設計事務所 / 愛知/名古屋/岐阜/三重/静岡/住宅設計/集合住宅/二世帯住宅/マンション/アパート/デザイン | nakawataseblog
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ブログ

一時期ブログを書くことに対して非常に恐れのある時期がありました。 それはクライアントからブログの中渡瀬さんと会った時の中渡瀬さんって ずれがありますよね、と言われたことがあったからです。 その一言がブログを書くことと今の自分との間に大きな溝をつくってしまい、 文字でつくる中渡瀬というものは無いほうがいいのではないかと考えていました。 何気無い一言だったので、それを深く考える必要は無いのかもしれなかったかもしれませんが 多くの情報が入ってしまうこの情報社会だからこそ黙るということも 必要なのかなとも考えていました。 ・・・・。・・ 設計を行っていて面白いなと思うこととして、過去の自分の考え方の比較があります。 その時その時になにかしらの判断に基づいて設計を行っているのですが その考え方というのは更新され続けていきます。 その更新度合いというのが、このブログを通して自ら感じるところでもあるので ブログを続ける意味ってあるのではないかと思います。 一般的には事務所ブログの役割って営業ツールなのでしょうけど… 僕の場合はそのようには捉えてなくて過去の自分と現在の自分の比較が 役割にもなるんだなと気づきました。  ...

週初めの物件打合せ

毎週月曜日の朝は物件について担当者と打合せを行います。 内容としてはその週の作業内容、問題点についてです。 打合せで大切にしていることがその週のゴールがどこにあるのか? ということを共有することです。 スタッフと僕との間のゴールがずれてしまうと その週の作業内容がずれてしまいます。 そのずれが積み重なるとうまく前に進まないことになってしまいますので ゴールの共有だけは互いに集中して協議を行う必要があります。 具体的には成果物としてなにがどのような形で必要なのかということを協議します。 僕自身、何かと仕組みづくりを行うことを大切にしています。 比較的小さな規模といえる住宅でも設計期間が半年以上に及びます。 その半年という時間の中で迷走しない仕組みづくりとして週のゴールを共有する、 を行っています。    ...

役に立つということ

先日誕生日を迎えましてスタッフに抱負は何ですか?と聞かれ… 考えてもいなかったので考えてみました。 今年で39歳になったので、やはりサンキューの心をたくさんもつこと!は必要だなと。 そして、人の役に立つこと。 設計のプロとして設計を通して役に立ちたい、ということなのですが 職業を通して人の役に立つことって、とっても難しいことなのでは無いかと最近よく感じます。 決められた仕事を仕事としてこなすことはプロとして行うことはできると思うのですが 役に立つことって難しい。 自分が行っていることが明確に誰に対してどのように役に立っている。と言い切ることが できる人ってどれほどいるのでしょうか? もしかしたら、僕のサンキューの心が少ないからそのように感じるのかもしれませんが この人って僕の役に立つ人だなー、と染み染み感じたことってそれほど無いのです。 きっと僕も同じように捉えられているのだと思います。 だから、というわけでは無いのですが人の役に立つような人間になりたいなという願望が 出てきました。 といっても、突然大きく考えてもなかなかうまく行くことは無いので 近くの人の役に立つことから始めてみようかと思い、 まずはスタッフに対して。 ダラっとしがちな事務所の勉強会を何をやるのかに対して明確にしたり、 発言を多くして情報を多く提供しようとしたりということを行っています。 そして、少し枠を広げて建築のなか→という合同勉強会イベントを 開催しています。 建築のなか→ではど真ん中の建築!というカテゴリーの話ではなく、 建築の境界を広げることを実践しているような方をよんでお話をしてもらいます。 建築のど真ん中で皆さんの役に立ちたいと思うものの、 ど真ん中のみでは複雑になったこの世の中で 人の役に立つことって難しいのではないかと考えています。 建築関係の皆さんの役に立ちつつも、その活動を行うことで クライアントの皆さんにも役に立つきっかけをつくろうとしています。 ...

ローコスト

ローコストの住宅という言葉がありますが どのようにするとローコストな住宅が出来るのかと考えてみると 建設費の3大要素である材料費、職人さん代、管理費のいづれかを 安く抑える工夫をしなければなりません。 材料費で考えると 同じ床面積であれば平面形状をなるべく正方形に近づけて 外壁の面積を少なくすることでお金のかかる外壁の量を減らす。 構造的に法律内で可能な限り構造材を減らす。 大量発注をして単価を下げる。などがあります。 外壁の量を減らすとかんがるとプランが限定されてしまいますし、 構造材をギリギリにすることは心許ないことです。 唯一大量発注をすることで単価を下げるということだけが挙げた中では クライアントにとって不利益なくローコストにする工夫となるかもしれません。 次に職人さん代で考えてみると単純に職人さんに支払う金額を減らす…ということに なるのでやりたくない仕事となってしまう可能性が高くなります。 厳密に管理することで無駄な人工を減らすということは考えることが 出来そうですが、そうなると管理費が上がってしまいそうです。 ここで管理費について考えてみます。管理費は工務店さんが現場を仕切る費用です。 工事費にゆとりがあるときは監督さんが現場を掛け持ちすることは少なかったそうですが 現在のように工事費がタイトな場合は何件か掛け持ちをしないといけないそうです。 ハウスメーカーさんのようにある程度作り方が決まっている場合ですと 監督さんが数件掛け持ちをしても出来る仕組みを作ることができそうです。 建物というのは本来一品生産なのでローコストにしていくことが不得手なモノに なると思います。 その中でもハウスメーカーのようにある程度、型をつくってしまうことで 人件費を圧縮することが可能になるかもしれません。 ただ、型をつくれるほどの規模のハウスメーカーさんですと会社を維持するコストや 営業広告宣伝費にコストが使われてしまいます。 と考えていくとローコスト住宅という言葉で住宅を作っている会社というのは どんな会社なのだろうかと不思議に感じてきます。 ・・・・。・・ どの現場に行ってもなかなか若い職人さんに会うことは出来ません。 このままですと日本の職人さん文化というものは無くなるのでしょう。 となると、職人さんに作ってもらうこと自体がとても贅沢なこととなり、 建築は出来るだけ簡単に作ることが要求されるようになります。 建築の設計を行うものとしてはこのような事態になることは避けたいなと 思います。 経済性による時代の変化には勝てないものかな…。...

価値観

住宅を建てようとする場合、 大きく分けて3つの道があります。 ・ハウスメーカー(設計施工) ・工務店(設計施工) ・設計事務所(設計)+工務店(施工) 上記の3者にはもちろん得手不得手があります。 この得手不得手を理解して頂くとクライアントの皆さんにとって より良い家づくりが出来るのでは無いかと思います。 例えば、ハウスメーカーさんは営業の方がいらっしゃいますので 様々なサービスをクライアントの方に行ってくださいます。 銀行との折衝、融資用の資料作成、登記の案内など。 忙しい方にはとても助かることばかりです。 その一方で基準となる間取りからずれたりすると多くのコストがかかる可能性が あるかもしれません。 (手数をかけずにより多くの売上を上げることが企業として優先されるのではないでしょうか?) 建設費+αについて比較してみると。 建設費=材料費、職人さんの人件費、現場管理費、会社の儲けとなる。 ハウスメーカーさんの場合だと建設費+設計料+営業さん人件費+広告宣伝費となるのではないかと予測できる。 工務店さんの場合だと建設費+設計料となるのではないかと予測できる。 設計事務所の場合だと建設費+設計監理料となる。 と条件が出揃ってきたときに何に対してどこまでお金をかけるのかは その人のもつ価値観によるのだと思います。 上記の様に考えると 同じ金額で一番建設費にお金をかけることが出来るのは工務店になります。 では工務店さんに依頼するとどうなるのか? 推測ですが… 工務店さんは作り手なので作りやすい様に作ることが優先されてしまう。 また、力学的な知識に乏しい場合が多いことが予測されます。 とにかく大きな家が欲しい!という方に対しては 有難い存在なのではないかと僕は思っています。 設計事務所の場合ですと…銀行さんとの折衝はしないですし、 税金関係の話も弱いことが多くあります。(そうでは無い方もいるかもしれません) でも、住宅のことを一番自由に住宅を考えることが出来るのは設計事務所です。 とはいうものの、設計事務所の場合、作品性と言う言葉で クライアントを脅かすこともあるかもしれません。 (CO2WORKSでは作品性という言葉は住宅において使うことはありませんが…) いいところだけを取り上げて住宅を作ることができれば クライアントにとって一番幸せなのですが…なかなかそれは難しいように感じます。 だからこそ、その人の価値観が住宅には現れるのでは無いかと思うのです。 ...

施工精度

詳細を気にしながら設計を進めるので(設計期間が長いですが…) 他の事務所の方からうちの事務所が設計した建築は きれいに出来ているよなと褒めて頂く機会がよくあります。 (職人さんの腕に依存している部分も大きいのですが…) すこし前にとあるスーパーゼネコンの現場を見せて頂く機会がありました。 僕たちが設計を行った物件をつくってくれるのは街の工務店ですから規模が全く異なります。 街の工務店はおじさん集団ですが、スーパーゼネコンは一流大学出のエリート集団でもあります。 現場をみるとこれは建築なのか!?と思ってしまうほど施工精度が高いのです。 一品生産の精度ではなく、大量生産をしているかのような精度でつくられていたのでビックリです。 図面の段階でどれだけ考えても到達できないようなレベルなわけです。 手作りの精度ってある種の粗さが良さの1つでもあると思うのですが 良い意味でおもちゃのような精度がスーパーゼネコンさんにはあります。 話を聞いてみると難しい箇所は日本全国から職人さんを探してくるといいます。 もちろんそれは施工費として金額に反映されているので 僕が設計しているコスト感覚とはかなり大きな差があります。 組織力、技術、コスト、という面でスーパーゼネコンはやはり高い。 スーパーゼネコンのレベルというのは、1人が頑張って到達出来るものではなく、 歴史や組織力が際立ちます。 様々な差を見せつけられて、もっと建築に対して頑張らなければと思う気持ちと 施工費としてそこまで上げることは出来ないなという気持ちなどと 複雑に絡まう日となりました。...

夏休み

明日から事務所は夏休みとなります。 登山とフットサル、キャンプというなんとも健康的な夏休みですが… お酒を飲んでしまうことばかりなので健康的なのかどうか… とはいえ、最近の3ヶ月程度で10kgほど体重が減りました。 痩せる事を目標として痩せたわけではなく、 クライアントの方に勧めてもらった本を読んで すこしその本の通りに試してみたら…あらっ体重が減っている! となり、減る事が楽しくなっていたら痩せてしまったという感じです。 だから、すごい苦労をして痩せたといわけではないのですが 痩せた方法をお話をするとだいたい聞いた人がそれはな〜という顔をされます笑 もし、体重を落としたい方がお見えになりましたら痩せ方お伝えします。 今回の体重減量で食生活を見直すきっかけになりましたし、 痩せるということ以上に健康的な身体をキープすることに対して 気を使う必要があるのだなということも分かりました。 。。。。.。。 夏休みということもあり、お手伝いの学生さんが増えています。 自分の将来を考えてそのために行動を起こす学生さんを見ていると こちらも頑張ろうという気持ちになります。 でも、すこし寂しいこともありますというのも 男子学生さんが少ないということです。女性4:男性1です。 そもそも建築系の学校は男性の方が多いので人数的にみると 逆転していても不思議ではないのですが…男子学生もう少しがんばりましょう! (女性スタッフが多いことが女子学生さんが多い要因かもしれませんが。) 今からでも遅くないのでオープンデスクを申し込んできてください!...

僕たちが設計を行う際、人と場所の固有性について捉えようとします。 そのために、設計を行うときは設計する街をよく歩きます。 場所にもよりますが4時間程度歩きます。 今のように暑い季節は歩くのも一苦労ですが歩きます。 なぜ車に乗ってではなく歩くのかというと 歩く速度でないとその街に潜むルールをつかむことが出来ないからです。 日本の街はどの街も同じように一見すると思いますが 歩いていると街独自のルールや材料などの使い方が発見できます。   街を歩いていると少し残念だなと思うこともあります。 それはその街のあり方を無視してつくることです。 経済的にお手頃で買い手も作り手もいいのかもしれませんが 校則を守らずに妙な格好をしている学生のように見えなくはないのです。 最近見てきた街では住宅はその街のルールの中で作られているにもかかわらず 公共建築がそのルールを崩してしまっていました。 公共建築こそその街の代表選手のように振る舞う必要があると思っていますから なにやら悲しい気持ちになりました。   とはいえ、街のことを考えながら設計をするようになったのは この数年のことですので…まだまだです。...