CO2WORKS/東京・愛知の住まいと事業物件の設計と企画/設計事務所・建築家 | 木材を見る
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木材を見る

22 7月 木材を見る

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本日は現在進めている杉並区の住宅に使用する木材を見るために埼玉の飯能まで行きました。

今回の住宅は伝統工法による住宅づくりであるという点と材木を選べるという点が普段とは異なります。

現在のほとんどの木造住宅はプレカットにて骨組みとなる部分を作ります。

その場合、構造材料の樹種や強度は指定しますが

具体的にどの木を使用するのかはプレカット工場任せになります。

(構造を露出する箇所が多い場合は工場まで行き、具体的に木を選ぶこともあります。)

今回は大工さんとクライアント共に木を選んで行くという工程があります。

流通材を使用するわけではないのでその木から取れる寸法であれば寸法を指定することも出来ます。

今まで構造材が住宅の質を決めるようなことはありませんでしたが、

こんな上質な木を使うとなると構造材が住宅の質を決めてしまうと言えなくもないので、

木を大切に見るという想いが出てきます。

また、設計する際にどの木を具体的に使用するのか決めながら設計を進めるという

プロセスも新鮮です。

例えばですが今回は使用しませんが写真の一番上の木は下部が太く、丈夫が細い材料になります。

(巨大な吉野杉の最上部になるそうです。)せっかくの形状ですのでこの形状を利用しながら

設計をしてみたいと設計者ならば考えてしまいます。

このような木材とプレカット工場で取り扱っている木材では価格差がありますので

簡単におすすめ出来る材料ではないのですが、今回の機会を与えてくださるクライアントさんには

感謝です。

プレカットのように規格化されているものの良さももちろんありますが、今回の作り方、進め方は

奥が深くなると思われるので今後がとても楽しみです。

ちなみに完成は来年末を予定しています。

(在来工法はとにかく時間がかかります。)