CO2WORKS/東京・愛知の住まいと事業物件の設計と企画/設計事務所・建築家 | フランス旅行1日目、2日目
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フランス旅行1日目、2日目

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01 2月 フランス旅行1日目、2日目

今回の旅はコルビジェの建築を再確認するための旅でした。
(と言ってももう昨年の8月の話になります…)
前回コルビジェの建築物を見てから10年が経過しているので
今見たら前回とは異なる視点で建築を見る事が出来るかなと思い、
コルビジェを見る旅へと出かけました。

1日目は18時頃にパリ着。
シャルル・ド・ゴール空港からバスでパリのリヨン駅まで移動。
バスは事前にネット予約をしておいたので乗るだけ。

ホテルはリヨン駅から徒歩2分程度のホテル。
新しく出来たばかりのホテルらしくシステムがよく分からない笑

ホテル近くの牡蠣の美味しいと言われているお店を事前に調べておいて行ったわけですが
毎度のことながら英語が分からない、伝わらないのダブルパンチで思っていたものと
違うものを食すことになり、初日からテンションダウン笑。
スペインの時はまぁまぁ伝わったのですが、どうもフランスは伝わらない…。
でも、満腹になり、ホテルへ行って就寝。

2日目はパリのリヨン駅からフランスの真ん中あたりのリヨン駅へとTGVにて移動。
移動まえに少し早起きをしてリヨン駅周辺の建築散策。
ゲーリーが設計した映画館やフランス国立図書館やセーヌ川脇に立つリノベ物件があったりと見所満載。
パリだけに限らないのですが、いいな!と思う街は歩くのが楽しい。
パリの場合、都市なので車の移動についても考えていますが、歩くことを決しておざなりにしていない所は
日本も見習ったほうがいいのではないかと思ってしまう所です。

TGVにてリヨンまで到着後。コルビジェが設計したラトゥーレット修道院までローカル線にて移動するわけですが
荷物を担いだままでは少々厳しいので、事前にネットで調べておいたコインロッカーに不要な荷物を入れて移動開始。
コインロッカーはX線?のセキュリティもあり厳重な感じもするのですが担当者はなんとなくいい加減な雰囲気。
このギャップがいいなとも感じます。
ローカルな電車(TER)に乗ってラトゥーレットの近くの駅まで到着。
そこからGoogle検索をすると徒歩30分程度でつくらしい…しかも上り坂。
13時頃にラトゥーレット修道院に到着。
中はツアーでないと入れないようで14時半からとのことだったので外をのんびりと散策。
10年前に来た時は改修中だったため、足場があり、全体像がよく分からなかったが、
今回は邪魔者無しなのでそれだけでも嬉しい!

以下はラトゥーレット修道院の感想。
建築としてはまず街を見る事が出来るボリューム構成が良い。
そのボリューム構成がごった煮感を出しているようにも感じるのだけど。
動線よりも場所の構成が大切にされているため、動線が長く感じるが、
修道院という性質からするとこのくらいの距離を取る事が大切なのかもしれない。
開口部は現在の建築とは多くの点で異なる。
ガラスの留め方は非常に原始的で水を切るという考えはなく、ガラスが留まっているだけ。
雨が漏れてくるかもしれないけど、どこから漏れているのかが一目瞭然だろうからこれでもいいのかもしれない。
必要な情報のみが切り取られているかのように思えるスリットの高さ設定が美しい。
開口部のコンクリートの薄さが摩訶不思議。ガラスではない部分のコンクリートの薄さも面白い。
風を通すためのスリットもスリットという感じが出ている。開口部の機能が分離され、その機能に適した形状が選択されている。
構造や開口を含め、なにかのリズムを刻んでいるかのよう、そのせいか静定というよりもなにか生き物のような感じがする。
屋上緑化と周辺の緑が同調している。生き物のようにも感じるし、場だけを作り出しているようにも感じる。
そのことで一つの答えだけにはならない様々な解釈を生み出す建築となっている。
光と行為を結び付けている。
五原則というルールとその場の力とコルビジェの感性が結びついている。

とラトゥーレットを満喫して終了。ローカル線にてリヨンの街まで戻る。
日が暮れるまで時間があったので、オタール公園に行き、リヨンの街全体を眺める。
周辺を散歩してから夕飯を食べる。
リヨンは食の街というので食事を楽しみにしていたが、噂通り何やら美味しそうな食事が出てきた。
食べてみると…美味しいものと口に合わないものとがありましたが、全体的には美味しく頂けました。
街中で正に和気藹々としながら食事をとることって贅沢なものです。
車が通らない場所を少し作るだけでこんなにも良い場所が出来るのになとヨーロッパに来るたびに思います。