東京・愛知の住まいと事業物件の設計と企画 | インド旅行7日目と8日目
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インド旅行7日目と8日目

01 5月 インド旅行7日目と8日目

午前中はアーメダバード の旧市街地をガイドツアーにて歩く。
計画されて道が出来たのか、余った場所がたまたま道になったのか、どちらが先なのかが分からない街だった。
建物間の距離は狭く、街の密度が高く感じる。
アーメダバード の街の住宅は宗教施設の一部を模倣して?作られていた。
宗教建築のもつ装飾性を住宅に持ち込むことによって信仰心を高めていたのだろうか?だとすると日本人には全くない感覚。
また、モスクを通してのコミュニティはあるように思えたが、それ以外の街の中でコミュニティを作るような気持ちはないのではないかと感じた。
やはり、宗教が生活の中心なのだろうか。

現在の日本は宗教の無い情報社会なので基本的に空間に象徴性が無い。
神という見えないものは空間に影響を与える。

また、建築の作り方について考える機会を得た。工学的に計算された構造があるわけではなく、
作り手の工夫、経験則からその作り方が広まっていくような感じがした。
以前、大工さんと話をしている時にその大工さんがつくった住宅は倒れないと言っていたが、
地震が来ていないのだから倒れるはずはないだろうと思ったことがあった。
鉛直荷重に対しては経験則でも充分。

アーメダバードの建築の構造は組積と木造のハイブリッド構造となっていた。
チャンディガール は組積とコンクリートスラブのハイブリッドだったが作る工程が煩雑になることを考えると
木造が広がるのではないかと思うが、コンクリートスラブの方が多いように見受けられた。
木材を加工したり、生産することがインドにとっては難しいことだったのかもしれない。

街を見た後、階段井戸群を見にいく。
リキシャーは昨日のおじいさんに頼んでおいたので安心。
インドにいると日本人はインド人から割と声を掛けられる(僕にはほとんど声をかけてこない。おおよそ学生さんに声をかける。)
階段井戸でも声を掛けられ、一緒に写真を撮ったり、撮らされたりとなんというかコミュニケーションが非常にライトな感じがする。
階段井戸は乾燥地帯で水をどのようにして確保するのかというのは生きる根元に繋がるのではないかとおもう。
その根源的な部分と宗教が結びつくのはインドにおいて想像に容易い。
3箇所階段井戸に行ったのだが、2箇所は観光地として使われ、リキシャーのおじいさんおすすめの階段井戸は地域に根付いているような場所だった。

階段井戸からホテルに戻り、おじいさんのリキシャーに乗り、空港まで行き、デリーに戻る。
少し早めに空港に着いたので空港内で飲食をする。もう旅の最後だし、と思い、シェークなどを飲み食いする…。

デリーのホテルでは、別々に行動していたグループの人たちと合流し、ホテルの部屋で飲む。
最後だしと気を抜いたのが失敗で。酔ったまま寝てしまった…。

次の日起きると部屋が極寒。酔ったまま寝てしまったため、エアコンを付けたまま寝てしまった…。
身体が冷え切っているし、お腹も痛いし、体調がとにかく悪い…。

無理矢理デリーの街中に出るが生きていることが苦しい状態…。
でも、旧市街地を見たかったので、どうにかこうにかで移動。
お昼はもちろん食べれず…15時頃になるとなんとなく体調も回復してきたが空港に行く時間。

と最終日は本当に苦しい一日となりました。自業自得なのですが。

長々と書いてきましたがこれでインド旅行編はおしまいです。お付き合い頂きありがとうございました。
最後にインド旅行で感じたことを書きたいと思います。

インドでは何が正しいかどうかではなく、起きている出来事を受け入れることが
大事なのではないかということを強く感じました。
僕たちの持っている価値観や正義は少し自分たちが楽して生きるための手段のようになっているように感じます。
インドの人たちはその場その場の状況を受け入れ、そのことに対して素直に反応しているように感じました。
それは便利なものが少ないことに対する知恵のようにも感じますし、
協力して生きていかなければならないことに対する知恵のようにも感じます。

デリーの街中ではだまそうとしてくる人はたくさんいますし、リキシャーの交渉も面倒なものですが
おおよその人はいい人ばかりですし、僕たちが忘れてしまったおおらかさをもった国です。
もう一度インドに行きたいかと言われれば、行ってもいいかな…程度ではありますが
やはり自分が持っている価値観を揺さぶってくるという意味においておすすめの国ですので
みなさんも機会があれば行ってみるのもいいかもしれません。

7日目、8日目の写真

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