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9月21日バルセロナ

20 10月 9月21日バルセロナ

そろそろ旅行ブログを書こうとしても記憶が薄くなってしました…
が、こうやって思い出すことによって記憶に定着してくだろうから
頑張って綴ります。

4日目はバルセロナです。
バルセロナ→オロット→バルセロナの順でまわったのは
5日目がビルバオへの移動だったため、もしオロットから帰ってこれないような事態が発生したときに備えて
オロットをバルセロナの間にいれています。結果的には無駄に慎重な結果になってしまいましたが
旅行のときはこのくらいでもいいかもしれませんね。

2日目にいけなかったグエル公園からこの日はスタートです。
ホテルから地下鉄とバスに乗っての移動。
グエル公園につくバス停が公園の東側だったため
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上記のような写真の場所からスタート。
設計を行っている人間からすると美しい場所で良い場所だなと思う反面、
この場所に人が喜んでくるものか?と思ってあるき続けていると正面ではなかったことが判明。
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正面から見るとたしかに華やかで人が集まってきそうな雰囲気があります。
人を誘導するためのカーブや素材の使い方など参考になる箇所もありますが
少しディズニーランド的な感じを受けてしまいました。
でも、歩いて駅まで行くとその街の中の有り様としては正しいのではないかとも思います。
言葉にすることはなかなか難しいところですが…。

そこから地下鉄と電車で移動し、コロニア・グエル教会へと移動。
これもガウディの設計によるものです。
サクラダファミリアのように大きい教会ではなく、その街の規模にあった少しこじんまりとした教会です。
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一見すると蜘蛛の巣のような形態をしています。つまり、細い材料を無駄なく構造的に使っていることが分かります。
ガウディの建築なので非常に構造が明快に構成されているので鉛直荷重の流し方がとても分かりやすく、
構造が見える事で空間の構成がハッキリとしていた。
日本の建築は地震と台風があるので鉛直荷重だけでなく、水平荷重を考慮しなければいけないので
ガウディの作る建築のようにスレンダーにすることが難しい。
また、ガウディは構造美を積極的に採用するが、ゲーリーは構造は構造、仕上げは仕上げと区別をするので構造美という言葉には
当てはまらない。過去と現代の技術の差なのかもしれないが、構造美が表に出ている方が建築的の姿としては美しいのでは
ないかと感じました。

次はFIRAという駅周辺にある建築群。
この街のことを調べているわけではないがどうみてもつくりかけの街。
再開発地区ではないか。
このあと出てくるSant Martíという街も再開発をしている街なのだけど
firaは広い道路と広い広場が漠然と用意されている。
ただ広いだけの場所を西欧人と言えども使うことは難しそう。
どうも開発者任せで計画性を感じない街にしあがりつつある。
その一方でsant martiはトラム、自転車、人、車をうまく分布させているように感じる。
sant martiに建つ建築も?なものが多いのだけど街としては機能している。
街と建築の関係はやはり大切だなと染み染み感じることとなりました。
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上記がfiraに建つ建築群、ここの建築が素晴らしいとしても街の中でどうあるべきなのかについて
考えられていないように感じる。街よりも建築が先にできてしまったのだろうかと思う。
この素晴らしさよりも全体の計画が大切。

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sant martiに建つアグバータワー。この象徴的な建築は何のためにあるのかが不明ではあるけど、
近くにいって見てみるとこの不思議な形態のおかげで威圧感がない。

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新しい街の中に唯一木に囲まれた場所がある。他の建築は建ぺい率、容積率ともにMAXという印象だけど
この一角だけはゆとりがある。ギュウギュウにつめられた街の逃げ場のような場所になっている。
人の居場所も確保されていて思い思いにそこで過ごす人がいた。

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新しくつくり続けている建築群。一つ一つは何かを競うように面白みがあるのだけど街にそれが反映されていないことが
少し残念に感じる。西欧建築は1階を街にか開放するような用途が多い中、この地域の建築はビルごとの用途が一階まで
占めてしまっているので街としての連続感が損なわれている。

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トラム、自動車、自転車、歩行者に居場所が用意されている。様々な速度感が気持ちよく感じる。

その後、せっかくなので旧市街地まで移動し、旧市街地を散歩。
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どの国も旧市街地は魅力的。生活の密度が凝縮されている。
先程の話とも少し関連してくるのだと思うけど旧市街地は観光地。
観光地であるので市民以外の旅行客を含む多くの人が集まっている。
そのことで1階を飲食店や小売店として利用することができ、街という一つの単位を作っているのだと思う。
そう思うと、sant martiの街のように人がいる場所と建築がある場所を分けているのは
戦略的なのかもしれない。

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市場
流行り物建築かなと思っていたけど、生活を支えている場所として作られていた。あくまでも屋根の建築。屋根に魅力があることでその下の空間まで魅力ある空間になっていた。

とここまででかなり歩き疲れたので街歩きも終了。
今まで体験してきた街の中で住むとしたらポルトの街がいいなと思っているだけど、
バルセロナはその次にくるくらい良い街でした。
無理なく多様性が確保されているのが心地よさにつながっているのだと思う。
ではどんな多様性なのかというと、実に様々な事柄が関係しているので
言葉で表すのが難しい。ぜひ、みなさんにも味わって欲しい街でした。

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