CO2WORKS/東京・愛知の住まいと事業物件の設計と企画/設計事務所・建築家 | 暮らし
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暮らし

29 7月 暮らし

設計を始める前に6枚から構成されるアンケートを
クライアントの方に書いてもらいます。
アンケートはなぜ住宅を必要としたのか?というところから
どんな設備が必要ですか?と細かなところまで隅々まで
聞くことが出来るようになっています。

クライアントの方のアンケートを見ていると
形状や材料などを強く意識され、
モノとしての住宅を求めているな、と感じます。
(そもそもアンケートの形式がまずいのかもしれません…。)

住宅はそこに住む人の生活に強く影響を与えます。
その生活が積み重なって暮らしが出来上がっていきます。
となると住宅に置いて設計者が設計することは“暮らし”を設計しなければいけないと
僕は考えていますので
その人たちの暮らしがイメージ出来るまでアンケートから質問を繰り替えていきます。
暮らしを的確に読み取る、引き出すというのが設計者としての技量だと思うのですが
まだまだです…のでここに時間を割きます。
要望を聞いてすぐに提案というプロセスだとモノしか作れないのではないのかな、と。

というわけで設計者として憧れのモノから憧れの暮らしへとクライアントの意識が
変化してもらえるように仕掛けていく必要があります。
と書くのは簡単ですが実際はとても難しいものです…。
仮に自分たちの暮らしのイメージがはっきりしていて
それを的確に設計者に伝えてくれたとすれば
(この的確にというのが難しいところで互いに協力し合わないと共有することは難しいものです。)
かなり設計がスムーズに進むと思います。

もちろん、建築的素養も兼ね備えていますのでモノとしての住宅に対しても
アプローチしていきますが
住宅においてはモノよりもその人たちの暮らしの方が大切だと考えています。